若者はいつも悩んでいる

最近の大学生の頭の中です

イケメンになりそこねる

 

みなさん覚えているだろうか

 

数年前

児童養護施設に差出人不明の多額のお金が寄付されたというニュース

 

漫画タイガーマスクに登場する

プロレスのファイトマネーを孤児院に寄付する

心優しき主人公、伊達直人、になぞらえて、このニュースは話題になった

 

あれから数年

遂に、自分にもマスクをかぶる瞬間がやってきた

今回はその話をしよう

 

 

 

事件は起きた

大学入学当初から、仲良くしている友人Tが風邪をひいたのだ。

 

授業が一緒だったという友人に話を聞くと

かなり体調が悪そうだったらしい

 

僕はすかさずラインをいれた。

 

 

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「体調大丈夫?」

「ポカリある?」

「必要なものない!?」

 

この素晴らしき男の友情

 

が、ここまでするには理由がある。

というのも僕は知っているからだ

 

一人暮らし最大の敵の名を。

 

それは、風邪 だ。

 

彼女のいない人間にとって

風邪で寝込むのは、想像以上にきつい

 

食べ物を常備していないズボラな男子大学生にとって、

風邪のなか買い物に行くのは困難を極める。

 

それに、なんとか仮に食べ物を調達したとしても、

誰も看病してくれない部屋で一人寝込むのは想像以上に辛い

 

「このまま死んだら、ミイラになるまで誰もきてくれないんじゃね」

 

なんて考え始めたら最後

どうしようもない「孤独感」に襲われる

 

僕は、風邪を引いた時ほど彼女が欲しいと思ったことはない (これほんとに。)

 

 

そんな辛さを身を持って知っている自分だからこそ

友人Tを助けないわけにはいかなかったのだ

 

「待ってろ、T!今行ってやるからな!」と僕は

コンビニでバナナとヨーグルトとカフェオレを買い、

コンビニ袋をひっさげ、友人宅へ急いだ。

 

だが、着いたのは夜11時過ぎだった。

 

着いた時、玄関の横の窓に光はなく、

既に寝ているようだった。

 

「ヨーグルトも入ってるし、起こそうか」

とも思ったが、

 

せっかく眠っているところを起こすのもなんだ。

 

そしてなにより、

 

何も言わずに、ドアノブに袋をかけて立ち去る方がかっこよくね?イケメンじゃね?

 

と思った。

 

 

かっこよくないはずがなかった

 

翌朝、だるい体を起こし1限に向かおうとするT。

ドアの鍵を閉めようとするとそこにはなにやらコンビ二の袋が。

 

差出人不明のサプライズの差し入れを受け取り、Tは困惑しながらも

なんとも言えない嬉しさを噛みしめる

 

はずだ。

 

間違いない。

 

「よし。このまま、ドアノブにかけてこそっと帰ろう」

 

僕は忍び足で玄関を後にした。

 

 

翌朝

起きた。

 

お菓子がもらえるラジオ体操最終日の朝なみに

目覚めはよかった 

 

なんせ昨夜は最高にイケメンなことをしたからだ。

「もうTは差し入れを受け取っただろうか」と思うとわくわくした

 

それに2限はTと同じ授業だ

もし、Tが学校にくれば、その表情も気になる

 

2限は少し早めに行って、

そわそわしながら、Tを待った

 

チャイムがなった。

Tだ。

右前方のドアから入ってくるのが見えた。

 

マスクをしていて、体調は悪そうだが、

学校に来れるということは少しは回復したのだろう。

 

Tが近づいてきた。

 

右手にはあのコンビニ袋を持っている

 

興奮は最高潮に達した

 

Tはなんと自分に声をかけるだろう

「朝起きたら誰かが、かけといてくれたんだよね」なんて言うんだろうか

 「もしかして、けん?」とかんづくだろうか

 

Tが来た。

 

僕の前まで来て、Tはこう言った

 

 

 

差し入れありがとう

 

 

 

 

 

「ん?

 

 妙だ。

 

 なんで俺だとわかったんだろう」

 

 

 

 

考えるまもなく、Tは何かを僕の机に置いた

 

 

 

 

 

 

 

 

「財布。いれっぱだったよ」

 

 

 

 

 

 

 

 

「え。。。。。? 」

 

 

 

 

 

その瞬間すべてを察した。

 

コンビニ帰りに僕は

自分の財布を差し入れの袋に入れたままにしていたのだ

 

 

学生証が財布が入っていて、誰かわからないはずがない

 

それに、財布を入れておくなんて

あからさまに「俺がやりましたよ」アピールをしているようなものじゃないか

 

恥ずかしかった

 

大爆笑してごまかしたが、本当に恥ずかしかった

 

伊達直人なみにイケメンなことやってるわー」と酔いしれていたのはほんの数秒前なのに

 

そこに、いたのは、財布を入れたまま、

誰がやったかバレバレという間抜けをしでかした、どうしようもなくおっちょこちょいな20歳だった。

 

僕が小6の時に見た20歳のお兄さんはもっとカッコよかったはずなのに。

 

ミスはこれだけにとどまらない

 おっちょこちょいなミスは、これにとどまらない。

 

今日も、ベンチャーの選考会で出会った女の子ふたりに

連絡先を交換して、駅で別れてからすぐにそれぞれに「今日はありがとうメッセージ」を送った。

 

なんか噛み合わないなと思ったら、その子を、もう一人の子と勘違いして

東京在住の子に

「福島行ったら会いにいくわ!」

なんてとんちんかんなことを言ってしまった。

 

「誰かと間違えてない??」

 

と言われた時は、電車のドアよりの席で

ひとりであせりまくっていた。

 

顔から火が出るとはコレか、と思った。

 

僕の東南アジアの旅の話を聞いたことがある人は

よく御存知かと思うが、

僕は本当に、おっちょこちょいな失敗が多い。

 

今のとこ全て、「笑い話」で終わっているが、

これが社会人になって、うん千万みたいな損失につながるかもしれないと思うと恐ろしい。

 

せめて、!

誰かラインに「確認機能」を追加してくれないだろうか

 

「OOさんにメッセージを送信してもよろしいですか?」

 

本当にOOさんで、お間違いないですか?

 

いいんですね??

  ほんとにOOよろしいんですね?

ファイナルアンサー??

 

的な感じの4段階認証をだれかラインに追加してくださいお願いします。

 

では今日はこのへんで。

 

 

※前回記事「ピダハン」の続きに関しては、また後日公開します。

少々お待ち下さい。。